2025年10月、『ウッドデザイン賞2025』の受賞作品が発表されました。受賞された関係者の皆様、おめでとうございます。
今回の受賞作品のうち、当社の「ホームコネクター工法」が採用された物件は下記のとおりです。
設計のお役に立てましたこと、大変光栄に存じます。
構造性能および意匠性が求められる非住宅木造建築において、幅広くご活用いただきました。
九州大学農学部創立百周年記念交流スペース
受賞団体:株式会社大匠建設、九州大学農学部、BeCAT、古川学設計舎一級建築士事務所(協力:板野純アトリエ)、株式会社川崎構造設計、山佐木材株式会社
カブトムシドーム・昆虫館
受賞団体:青島裕之建築設計室、株式会社西向建設工業、藤寿産業株式会社
なぎっ子こども園
受賞団体:楠山設計・マウントフジアーキテクツスタジオ特定建設関連業務委託共同体、奈義町、梶岡建設株式会社・株式会社森藤工業特定建設工事共同企業体、多田脩二構造設計事務所、有限会社EOS plus、株式会社未来設計
福島県立白河実業高等学校 実習棟
受賞団体:東急建設株式会社、福島県教育委員会、株式会社鈴木伸幸建築事務所、壁巣建設株式会社
立野交流施設(立野駅)
受賞団体:株式会社ジメント、株式会社吉永産業、株式会社橋本建設、株式会社ウッディファーム、肥後木材株式会社、南阿蘇村
中空式ボルトとエポキシ樹脂を使用したGIR工法『ホームコネクター工法』は、木造住宅および非住宅木造建築において多種多様に活用されています。この工法により、木質ラーメン構造やキャンチレバー、方杖・樹状構造、さらには格子構造など、従来の木造建築では実現が難しかった複雑な構造体の施工も可能となります。
さらに、ホームコネクターで得た技術を基に、靭性型GIR『タフネスコネクター』を開発し、それを用いることで高耐力壁柱『壁無双450』や、4階建てラーメン構造の『TEC-S』も実現しました。これにより、木造建築の可能性が飛躍的に向上し、都市部における中高層木造建築の新たな可能性が広がっています。
当社は、GIR(グルードインロッド)を用いた木造接合金物「ホームコネクター」「タフネスコネクター」、およびこれらを応用した「壁無双450」や「TEC-S」を開発・提供しています。
住宅・非住宅を問わず、中大規模木造建築に対応し、ラーメン構造やトラス構造といった多様な構造形式の実現を支援します。また、狭小壁(高耐力壁)など新たなニーズに応えます。
